2010年 03月 15日
閑話休題 |
コレクションにある程度キリがついたり、なかなかモノが出ず煮詰まったりした時にやってしまうことです・・・。
当時のカタログを見てアレが欲しい、コレが欲しいと品定め。
あたかも今のカタログ通販で品定めするように・・・、70年も前のカタログを見て・・・。
今日ご紹介するのは1930~31年のシカゴメールオーダーカタログからです。
襟付きのフロントボタンのカーディガン。型としてはゴマ塩のもので有名ですね。
実はこのモデル1920年代後半からランバージャックというモデル名で販売されていた息の長いモデルです。
もっとも30年代当時は今で言うスウェットシャツというよりはジャケット扱いですが・・・。
それは写真を見て頂ければお分かりになると思うのですが、生地にコットンツイードというウールのニットのように柄を織り込んだものを使用しています。私自身今までに現物は数回しか目にしたことがない、今となっては非常に希少な生地です。言葉では分かりづらいので資料が見つかればご紹介したいと思います。
写真のからし色のモデルは以前扱った30年代のものです。ボタン付きフロントポケットが30年代くらいの古いスウェットカーディガンの特徴です。
by sweuniv-ca
| 2010-03-15 23:52